年末の仕事:お歳暮、送り状

こんにちは。ムーミンママです。

忙しい毎日ですが、時には一休みして、笑って過ごしていきたいと思っています!

 

実は、昨年の年末にこの記事をアップしようとしたのですが、間に合わず・・・。

時期を逸したためお蔵入りしていました。

もう新年を迎えてしまいましたが、アップしてしまいます(笑)

今日は、年末の雑多な仕事、お歳暮の送り状について書いていきたいと思います。

お歳暮

送り状

年末になると、一年の感謝の気持ちををこめて、お礼としてお世話になった方に

お歳暮をお送りしています。

お菓子や果物、年越しそばなどなど、お送りするものはお相手に合わせて変えますが、

贈り物を決めて、まずすることといえば・・・

送り状!!!

「お歳暮、手紙」とかで検索すると、お歳暮を受け取ったお礼として書く、お礼状の

情報は多いんですが、送る際の送り状についての情報はなんだか少ない気がします・・・。

毎年、夏のお中元と冬のお歳暮の季節は、このお手紙を書くのに必死です。

封筒、便箋

私の場合、基本的にお揃いの便箋と封筒を使うようにしています。

どうしてもお揃いのものがなければ、便箋と封筒の色は合わせるようにしています。

また、お歳暮をお送りするのは目上の方が多いので、縦書きの罫線がついたものを

使っています。

 

では、続いて書き方について簡単にご説明したいと思います。

前文

文章は、前文、主文、末文、後付の4つから構成されています。

まずは前文について。

書き始めには頭語、末文の最後には結語、というように決まった組み合わせを使います。

頭語、結語

  • 一般的な場合

頭語:拝啓、拝呈、啓上、(女性:一筆申し上げます)

結語:敬具、拝具、(女性:かしこ)

  • 丁寧な場合

頭語:謹啓、謹呈、粛啓、(女性:謹んで申し上げます)

結語:謹言、敬白、(女性:かしこ)

  • 前文省略の場合

頭語:前略、略啓、冠省、(女性:前略ごめんください)

結語:草々、不一、(女性:かしこ)

 

『かしこ』は女性だけが使える結語で、どの頭語にも使えるので万能です。

なので、女性らしさを印象付ける時には便利ですが、ビジネスシーンでは

あまり使わないことが多いですかね。

 

時候の挨拶

次に、季節の挨拶になりますが、よく見る「〜の候」がこれに当たります。

候の代わりに、「〜のみぎり」や「〜の折」もよく使われますね。

  • 11月

暮秋の候、晩秋の候

日に日に秋が深まってまいりました

  • 12月

寒冷の候、師走の候

年の瀬も押し迫ってまいりました

寒さも日毎に増します今日この頃です

 

以上が、11月、12月の代表的な時候の挨拶になります。

お歳暮の送り状を書く時期は毎年変わらないので、同じ文面にならないよう気をつけています。

 

安否の挨拶、感謝(お詫び)の言葉

お元気ですかという安否の挨拶、または、いつもお世話なっている方には、お礼の言葉を述べ、

ご無沙汰している方にはお詫びを述べることもあります。

例)

・安否の挨拶:いかがお過ごしでいらっしゃいますか

・感謝:いつもお心にかけていただきまして深く感謝申し上げます

・お詫び:大変ご無沙汰しております

 

主文

起こし言葉

「さて」、「ところで」など、ここから手紙の要件が始まります。文章の始まりは

一文字下げて書き始めます。

本文

ここでは手紙の要件を書きます。お歳暮の送り状としては、

例)

さて、日頃の感謝の意といたしまして、心ばかりの品を別便にてお送りさせていただきました

お納めいただければ幸いでございます

 

といった感じでしょうか。

 

末文

ここまでこれば、あともう少しです。手紙の締めくくりとして末文を書きます。

用件を結ぶ、相手の健康を祈る、今後について、など主文の内容に応じて挨拶の言葉を書きます。

結びの挨拶

用件を結ぶ:まずは用件のみにて失礼いたします

健康を祈る:時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ

今後について:今後ともよろしくお願い申し上げます

返信を求める:お返事いただければ幸いに存じます

 

この後に、頭語とセットの結語(敬具、かしこなど)を書きます。

 

後付

ここは形式的に書いてしまって大丈夫です!!

日付

改行して2〜3字下げて書きます。お祝いの場合は、月のあとは吉日とすることもあります。

差出人の名前

本文の下に揃えて書きます。代筆の場合は、差出人の名前の左下に少し小さく「代」、

妻が代筆する場合は「内」と書きます。

相手の名前

本文の上に揃えて、少し大きくかくと見栄えがいいですかね。敬称を忘れずに。

 

以上になります!!!

 

長々と失礼いたしました。お中元の季節には、例文もつけてアップしたいと思います。

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